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ご来客

ここしばらくはご来客が続きました。まず火曜日には西澤徹夫さんがご来館。

ひと通りご挨拶していろいろとお話ししていただけました。青木事務所出身の西澤さんにお聞きしたかったのは、事務所内でのディテールの継承方法。周知の通り原則四年制の青木研。さいきんディテール集が出たわけですが、青森のようにひとつのプロジェクトにおいて担当者が複数いる場合や、プロジェクトの途中で担当が変わる場合、次にやってくるスタッフが必ずしも経験豊富なわけではないはず。むしろ大学を出てすぐの若者である可能性が高そう。青木さんが直接口を出す場面はなんか少なそう(←想像です)。となると、実務経験の浅い新担当者はどうやってディテールを克服し、プロジェクトを完遂させるのか。事務所になんかとっておきの分類方法とか、対処マニュアルがあるんじゃないか。

とまあそういう疑問を、実務ばりばりのインテリア事務所で働いている友人が常々口にしていたのです。で、お聞きしてみました。結論から言うとそういったマニュアルめいたものはいっさいなく、新担当者はとにかく勉強するらしいです。あとは昔の作品を参照して、OBに直接電話したりするんだとか。まあそうですよね。でも青木研のスタッフ同士が独特のつながり方をしているからこそなんだろうな(青木さんの誕生日には毎年OBが相談してプレゼントを決め、持っていくんだそう)。それに若くして世に放り出されるっていう事情もあるだろう。採用段階で、まだ知らない新しい知識に対して素直なひとが選ばれているのかもしれない。

週の後半には阿野太一さんが再び上洛されていたので、金曜日に龍門へ。岡田さん森田さんとかとくやまにも声をおかけしつつ、阿野さんの情報ツウぶりに驚嘆しながら料理を堪能。この日は龍谷大学のキャンパス内に作られた飯田善彦作品の撮影だったそうですが、撮影日における各社カメラマンの駆け引きのお話しなどなどなどなど伺う。こういうプロの貴重なお話し、プラクティカルな意味でなにかの役に立たないものでしょうかほんとに。

今日は神戸芸工大の花田先生がいらっしゃいました。afloatの現場工事をご覧になったことがあるとか。正直うらやましい。偏光板の実験コーナーにいたく感じ入ってらっしゃいました。このコーナーにはまると、多くの人の滞在時間が大幅に更新されます。

あと個人的には、X社にちょっと書かせてもらった原稿や、初めて構成から文章までやらせていただいた、イラストレーターへの取材原稿の最後の詰めの作業とかしてました。とくに後者のお仕事は畑違いすぎて面白く、仕事としてもとても勉強になりました。いや建築だって畑違いには違いないんですが、正直もうなにが自分のフィールドなのかわかりません。どちらも来月出ます。

yamasaki

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コメント (2)

yamasaki:

こんにちは。遊びに来ていただいてありがとうございました。
そもそもOBに電話で質問するという関係性自体が特別なんだと、後から知人に教わりました。へんななれ合いではなく同僚(戦友?)としてつき合いが継続するあり方が印象深いです。
ディテールが設計意図を語っている、という言い方ではなく、そういう会話をお互いにしている、という言い方をされている点が、とても腑に落ちました。

tezzo:

こんにちは。
先日はお邪魔しました。
とってもいいスペースで感心しました。
京都に行くたびに寄りたいです。今度はじっくりと。

ディテールは雨と熱の関係を除けば事務所としての標準仕様というのは無いほうが面白いですね。その分各自の勉強は大変ですが、出会いの新鮮さは保てると思います。だいたいの場合において、ディテールをよく観察すれば設計の意図は読み取れるというような会話をお互いにしている気がします。

ただし、OBから誕生日プレゼントというのは個別だと思いますけど。

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2006年11月20日 22:31に投稿されたエントリーのページです。

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