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寒中お見舞い


申し上げます。今年もよろしくお願いします。

4日、10:00事務所年始のミーティングで仕事始め。実家に帰っていたスタッフの顔色がよい。13:00研究室年始ミーティングでこちらも仕事始め。つかもと師に論文のテーマを言い渡され、「そろそろ潮時だろう」と言われる。

5日、14:00からつかもと研のホルヘの博士論文発表会。つかもと研からは初めての発表者ということもあってか、つかもと師が緊張している。細かいところはいろいろ取りこぼしがあったが、テンポの良いプレゼと冷静沈着な質疑応答を聞きながら「優秀だなー」と感じる。

博士論文は「なぜその研究を行うのか」というイントロや研究と研究のつなぎ方等、全体構成の問題が大きいと改めて思った。夜は同世代の建築関係の友人たちと飲み会。I君の入籍に乾杯。おめでとう。

6日、某プロジェクトのため「建築計画のお知らせ」看板を設置。いよいよ近隣。

10日、近隣でさんざん搾られた後、ハウス&アトリエワンへ。今村創平さんにお声をかけて頂き、つかもと師、ロンドン在住の島崎さん、東大の南後君と僕とで集まりが開かれた。contextを建築のテーマとしている島崎さんが塚本さんに共感を示し、今村さんが突っ込みを入れるという基本形を、若手2人が眺めるという構図。南後君はルフェーブルに詳しく、ルフェービリアンの塚本さんがいろいろ質問している。

14日、休日だが朝9時から全力ゼミ。その後ベルラーへOBの人々とランチ@青山。

15,16日は近隣説明会。参加者の方々から野次が飛ぶ場面もあったが、入念な準備が功を奏し、なんとか無事終了。資料の形式や会場のレイアウトなど、工夫が活きた。特に論文発表会の経験を念頭において準備した想定問答集は役に立ち、ほとんどの質問は想定の範囲内で済んだ。

19日、その昔、証券会社でバイトをしていた際にお世話になったSさんと、当時のバイト仲間だったT君が来所。Sさんとはしばらくお会いしていなかったが、今年の年賀状を見て事務所の法人化を知り、わざわざお祝いを持ってきて下さった。バイトとはいえ厳しい職場で、怒鳴られながら仕事を覚えた。挨拶の仕方や報告や連絡の大切さ、後輩の面倒を見ることなど、社会人としてのイロハをこの人からいろいろ教わった気がする。まだまだ駆け出しではあるが、こうやって近況をご報告できるのは嬉しい。

20日、11時、松川昌平さんの車でSFCへ。松川さんと、田中浩也さんの授業の最終講評会が同じ日に行われ、ゲストクリティークに呼んで頂いた。

田中さんの授業は「パブリック・アレンジメント」というテーマで、「公共圏」がテーマである。松川さんがシステム理論のフレームで参加者の提案を整理し、みんなで所感を述べあう。もう少し議論したかったが時間が来て終了。

松川さんの授業は自身の展開する「関数空間」というコンセプトを授業のテーマにしていて、参加者にまずプログラミングを習得させ、それをもとに建築の設計が行われる。冒頭で僕と、松川さんのコラボレーターである瀧口浩義さん、田中さんが最近の仕事を紹介し、参加者のプレゼ、審査講評を行う。

クリティークをダブルヘッダーでさせて頂いたのは初めての経験だが、どちらも刺激的な内容だった。ここでの議論をこの日限りで終わらせるのはもったいない。何らかのかたちにまとめたい。

その晩、プリズミック・ギャラリーに駆け込み、中村拓志展のオープニングへ。スライドレクチャーの最後の部分を聞くことができた。中村さんの作品は全体的に演劇的だが、最近は「Lotus Beauty Salon」とか「ネックレスハウス」など、構成的、形式的な作品も顔をのぞかせており、中村さんが今後どのような建築的文脈を展開するのか、楽しみである。

次は藤村展(3/16-5/6)なのだが、中村さんの展示を見て、自分のやるべきことは僕のなかでかなりはっきりした。これから気合いを入れて準備したい。

21日、朝から全力ゼミの連中とミーティング。午後は同級生の長谷川豪が設計した住宅で新年会。つかもと師が夜遅く登場。その後23時、事務所にてミーティング。

以下、告知等(五十嵐さんふうに)。

*インタビューアーとして参加させて頂いた建築文化シナジー「旅。建築の歩き方」が刊行されました。ここでは松原弘典さんと、曽我部昌史さんのパートを担当させて頂いています。松原さんは構成的な話し方をされる方だったのですんなりお話を伺えたのだが、曽我部さんは僕が無理に構成をつくろうとするとするりと交わされてしまい、難しかったことを思い出します。どのインタビューも面白いので、ぜひご一読を。

*「新建築」2007年1月号にて、ギャラリー間の千葉学展の展覧会評「そこにしかない問題を、明らかにする形式の可能性」を寄稿しました。後輩から「あれいいっすね。」と感想をもらう。

*「建築ノート」02号が出ました。今回も巻末企画「Table of Youth」を担当させて頂きました。東京近郊の大学院生を中心に声を掛け、それぞれの関心に従って週1回ペースでレジュメを持ち寄り、意見交換を重ねた成果をテキストにまとめるというもの。前回と半分のメンバーが入れ替わり、新鮮さをキープしつつ、掘り下げる部分もあるという、独特の空気感を内包したページになったと思います。こういう機会から次世代の書き手が生まれるといいですね。

*2月9日16:30より、名古屋工業大学でレクチャーをさせて頂くことになりました。一般にも公開されるとのことでしたので、東海地区にご在住の方はぜひ足をお運び頂ければ幸いです。

fujimura

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2007年01月25日 23:52に投稿されたエントリーのページです。

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