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懐かしい友人

19日、10:00虎ノ門にて打ち合わせ。だいたいまとまってきた。

昼食後、東京建築士会の住宅建築賞入賞作品展@ギャルリータイセイへ。長谷川豪の「森のなかの住宅」はシナベニアの長いテーブルの上に、白いバラバラのボリューム、木、家具が並ぶ。安宅研太郎さんの「タカハギハウス」は、部分的な写真をフレームに入れて大量に並べる。柱の横にまで回り込むという意味で会場を上手く扱う。古見演良さんの「トール」は外観模型と内観写真、外観写真と内観模型を組み合わせて展示。武井誠+鍋島千恵さんの「輪の家」は勝負模型1 点と勝負写真6点で分かりやすくアピール。保坂猛さんの「アクリルの家」は図面(平立断面図+構造図+詳細図)、スライド、模型でオーソドックスな展示。

「知り得なかったことを知り得た」という意味では構造図やビデオ等を使って詳細な説明をしている保坂さんの展示が印象に残る。展示の方法がコンセプチュアルという意味では長谷川と安宅さんの展示は特徴的だが、どちらも部分性のみを強調しすぎて建築の全体とか、コンテクストを分かりにくくしている。「全体」「建築」「概念」を過小に、「部分」「アート」「物質」を過剰に評価する姿勢は、一見この世代の特徴のようにもみえるが、やや自己言及的か。部分の集積による多様性そのものを成立させるレベルに関心を開くべきなのではないか。

キュレーターの林さんにご挨拶し、事務所へ戻る帰り道、スタッフから電話。「事務所に『ハワイのジャックさん』という方が見えてます」という。

驚いて事務所に戻ると、懐かしい顔。学部の頃、ハワイ大学にワークショップで何度か行ったことがあったのだが、そのときに知り合った香港系アメリカ人である。同い年でなんとなく気が合い、アメリカに行くたびにハワイに寄って会ったり、彼が日本に来たときに会ったりしていたが、2004年を最後に連絡が途絶えていた。

ハワイ大を卒業後、地元の設計事務所に就職し、もう6年目らしい。米軍基地の仕事等もあるらしく、たまに来日しているが出張先が横須賀、御殿場、沖縄など、基地のある先に限られるという。仕事を覚えて自信が出て来たのか、表情が落ち着いている。

一旦別れ、夕方再会し、飲む。いろいろ近況など。ふだんはクールだが、何かについて話し始めると異様に熱心に説明してくれるところなど、だんだん思い出してくる。アメリカ本土に比べて、ハワイの景気はいいらしい。ハワイ大の連中は卒業後本土に就職するパターンが多いのだが、近年は戻って来る者も多いという。

数時間いろいろ雑談し、再会を約束して別れる。旅行したり、留学したりして世界中に無数の友人が出来たけれど、時を超えて繋がりを保つことはなかなか難しい。「生きていればまた会えるよ」と誰かが言っていたことを思い出す。

fujimura

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2007年07月20日 21:17に投稿されたエントリーのページです。

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