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ツール・ド・三浦半島(前編)

お盆休みの13日、深夜ランニングに飽き始めた後輩K(23)が自転車を購入したことをきっかけにサイクリング部が結成されたため、久しぶりにツーリングに行くことに。行き先は三浦半島がいいのではということで、横須賀に決まる。

前日、ひさしぶりに自転車を取り出したところあまりの調子の悪さに愕然。タイヤはパンク、チェーンは錆び付いており、滑りが悪い上にシフトチェンジするとすぐに外れる始末。全く自転車として機能していない。仕方がないのでパーツ等を諸々買い揃え、調整を試みる。久しぶりに没頭するメンテナンス作業は楽しい。

・・・とはいうものの、久しぶりに慣れないチェーン交換などした結果、うっかり手順を間違えて失敗。予備のピンはなく、夜中にチェーンのピンを売っている店などなく、万事休す。参加をあきらめかけたが、多少の手先の器用さを頼りになんとかリカバリーし、交換成功。なんとか準備を整えたがいろいろ手間取り、結局睡眠時間2時間+朝食抜き+若干の遅刻で大岡山駅に集合。既にタイヤの空気が抜けており、横須賀どころか、川崎までも行ける気がしない・・・。

メンバーは後輩Kのほか、H部、K笹の4人。K笹は杉並から東工大までチャリ通学していたとかで装備が本格的。KとH部はビギナーらしい。僕は一応チャリ部だったが・・・自転車はガタガタだし、体力的に既にきつい。環7から第2京浜に入ったところで早くも置いていかれ、年齢差が空間化される。

後輩K笹が順番を替わってくれ、先頭となって進むもやがてバテバテとなり、超スローで鶴見川を渡る。すぐ横の歩道を老人がママチャリで追い抜いていく・・・。我ながら情けないが、足に力が入らず1パーミルでも勾配があると全然スピードが出ない。後輩達は優しくついてきてくれる・・・。

なんとか横浜へたどり着き、関内のローソンで休憩。やや回復。空腹を満たしたので少し調子が出たが、やがて登り坂となってバテる。

金沢八景で昼になり、昼食@某ファミレス。カロリー重視でガッツリと。クーラーとかソファーとか氷水とかが異様に心地よい。「ファミレスには公共性がある」と主張するH部。

注文待ちの間に自転車のメンテなど。ドロドロの格好のまま集団で行動するこの感覚かなり懐かしい。

昼食+メンテで体調+自転車ともようやく調子が出てきた。灼熱の16号を横須賀目指して南下。危うい路肩を走りながら、自転車専用道を造って欲しいと切に願う。路線バスなど、構わず寄せて来るので実に危なっかしい。「『曖昧な空間』など不要、現代都市は機能主義的であるべき」とひとり心の中で若手建築家批判など展開しているとやがてトンネルが現れる。

トンネルは非日常の象徴・・・。短めのトンネルをリズミカルに抜けていく。

4つか5つ目のトンネルをくぐると、急に視界が開けた。左側に海、前方によこすか芸術劇場(丹下健三)が見える。横須賀に来るのは高校生の時以来かも知れない。懐かしい。坂を駆け下りる。・・・ゴールはもうすぐだ。(続く)
fujimura

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2007年08月22日 17:45に投稿されたエントリーのページです。

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