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10+1 no.48「アルゴリズム的思考と建築」

22日、10+1 no.48号届く。

今回の特集は「アルゴリズム的思考と建築」。前半は磯崎新、伊東豊雄、藤本壮介、MVRDVヤコブ・ファン・ライスへなど、第一線で活躍する各世代の建築家らへのインタビュー。後半は田中浩也+久原真人、松川昌平、藤村龍至、柄沢祐輔ら、若手世代の論考で構成される。

磯崎さんからワカテまで、「アルゴリズム的思考」をキーワードに世代を串刺しにした編集が素晴らしい。特集記事だけでなく、ドミニク・チェン君の論考などの連載記事もシンクロ感があり、新しい時代の「うねり」が感じられる。

私はここで、「超線形設計プロセス論 ~新たなコンテクスチュアリズムへ~」という論考を寄稿させて頂いた。ここで述べたような設計プロセスに関する議論は、Jt2007年1月号を皮切りに、プリズミック・ギャラリーでの藤村展、round about journal、建築ノート、10+1、Apple Store、そして今回の特集と、このところずっと展開してきたことである。結果的に2007年はそればかり論じていたような気がする。

特集を早速事務所のオープンデスクの学生達に見せたところ、「こういううねりがあることはわかるが、なぜこういう議論が必要なのか、自分に引きつけて考えられない」という反応が返ってきた。彼らの鈍い反応には多少がっかりしてしまうが、実際のところ「早速自分でもやってみよう」と思えない現在の環境下では、仕方がないことなのかも知れない。

今後の課題としては、ここで展開した「超線形的設計」を、UMATで発表した「批判的工学主義」と両輪をなす存在に育て、一貫したストーリーを組み立てることだろうか。

ともあれ、ぜひお手に取ってご覧頂き、「うねり」を感じて頂ければと思う。
fujimura

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2007年09月22日 22:47に投稿されたエントリーのページです。

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