12日、11:00打ち合わせ@虎ノ門。申請前で検討事項が多く、16:30くらいまでかかる。
その後帰社し、またほどなくしてSDレビューのオープニングへ。去年くらいまでは上の世代と下の世代が半々くらいだったのだが、今年はほぼ完全に同世代以下の建築家ばかり。しかも、処女作の基本設計中、みたいな案が多かった。
たくさんの入賞者の方々に、話しかけて頂いた。世代が近いので、気軽に話しかけてくれたのだろう。
しかし、なぜか「酷評して下さい」というひとが多かった。「酷評」なんて、今までしたことがないのだが(´д`;)。
鉄板のたわみで屋根にやわらかい曲線を出そうとしている大西+百田の「千が滝の別荘」は、いい意味で建築らしくなく、SDレビューらしい処女作性を感じた。実現に向けて頑張って欲しい。
翌13日は小嶋一浩+赤松佳珠子展のオープニング。今回も会場にあふれんばかりの人。スピーチがほとんど聞き取れない。わずかに西沢大良氏が「CAtのデザインは過剰である」と言っているのが聞こえた・・・。
いろいろな人にご挨拶をし、さりげなくインタビューの依頼等も済ませる。
展覧会は進行中の巨大プロジェクトの模型がメイン。個別の方法論はあるにせよ、正直なところ、全体のストーリーが読み切れなかった。
ただ、ひとつ思ったのは、「黒と白」というフレームは「白」と「黒」のハイブリッド構造であるところが特異だということ。昨今の建築界の議論は、「特定の機能が設定されていない」=「白」ということをいたずらに過大に評価する風潮がある(伊東さん、青木さん、藤本さんetc...)が、現代社会の空間は、一方でどんどん「白」くなり、他方でどんどん「黒」くなっているという複合性、対立性がある。「黒と白」はそうした複合性、対立性を外さずに、問題を対象化しうるフレームであるところが面白い。
2次会へ移動する際、藤本さんが先日塚本研で行った僕のプレゼンテーションについて感想をくれた。「普通建築家のいうことって、聞いてだいたいのことはわかるんだけど、藤村君の話は最初から最後まであまりにも意味が分からなさすぎた。」のだそうだ。僕としては、当たり前のことをものすごくわかりやすく話したつもりだったが・・・。
「あの後、あまりにもわからなさ過ぎて、もしかしたら全く新しい世代が出てきたのかも知れない、と思ってちょっと感動したんだよね。」とのこと。
僕が「話が通じなかった」といってしょげていたので励ましてくれたのかも知れないが、そういう捉え方もあるのだろうか・・・。「いやぁ、K-PROJECT楽しみだねぇ」と、プレッシャーを掛けて頂く。頑張りたい。
fujimura