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仕込みが続く

5日、20:00山崎さんと合流し岡部明子さんインタビュー@表参道。「ユーロ・アーキテクツ」から「サステイナブル・シティ」を経て、現在まで。これで次号RAJのインタビューは全部揃った。あとは編集作業を残すのみ。

6日、10:00大鳥居駅に集合し、つかもと研の後輩K笹の研究対象であるところの町工場を見て歩く。19:00、先日埼玉に完成したお茶屋さん(内装)を鳥村さんに撮影して頂く。モノが多くポイントもたくさんあるため終電までかかってしまったが、いい写真が撮れた。

7日、10:00学会の編集委員をご一緒している倉方俊輔さん、イラストレーターで漫画家の益子悠さん、マシツマと待ち合わせ@上野。国立西洋美術館を見学し、打ち合わせ。そのまま東工大へ行き、ゼミ。

8日、18:00『Ka』の編集委員会@東工大。坂本先生の意向で東工大の機関誌『Ka』の編集を今年から学生ベースで進めることになり、各研究室から博士課程の学生が1,2名ずつ委員として参加することになった。メインの企画ブレスト。『建築雑誌』の編集委員会を小さくした感じ。

10日、10:00ロータリー財団の募集要項検討会議@鶴ヶ島。その後幕張の東京モーターショーへ。1991年に晴海から幕張へ移ったばかりの頃1,2度来たことがあったが、その後はあまり来ていなかったので約15年ぶり。

当時はデザイン面で「フラッシュ・サーフェス」という面イチのディテールが登場し(日産セフィーロなど)、技術面においても4輪ダブルウィッシュボーン・サス(ホンダ・アコードなど)、4WS(四輪操舵)、アクティブサス(油圧制御)など見ていてわくわくしたが、今は各社とも環境性能を意識したコンパクトカーばかり。

ブースのデザインは吉岡徳仁を起用したTOYOTAが最も垢抜けておりダントツ。日産のは和風の照明+木目の壁紙でミッドタウンのようだ。全体にすごく混んでいたが、入場者数が200万人近くあった15年前に比べると現在は140万人程度だそうで、空間に余裕が生まれているのは確か。

13日、20:00横浜国大Y-GSAの北山スタジオの学生来社。23日に桜木町駅で行なわれる「ヨコハマ・パークウェイ・プロジェクト展」のシンポジウム(19:00-22:00@旧東横線桜木町駅)に参加することになり、その打ち合わせ。概要を聞き、その後じっくりメンバーの個人的なテーマを聞き出す。

途中から助手の坂下さん(中央アーキ)も加わって議論。時間を掛けてしっかりと問題意識を共有することができたので、23日が楽しみだ。レクチャーもやるので、横浜周辺の方々はぜひお集まり頂きたい。

15日、9:00施主打ち合わせ。14:30工務店で打ち合わせ。最近、平日週末を問わず打ち合わせが多いので、前半は設計定例等事務所ベースで、水曜はゼミ、後半は施主打ち合わせや現場定例等外まわり、というようにリズムを作るようにしている。何事もリズム、リズム。

集合時刻にやや遅刻するもなんとか滑り込み19:00『Ka』の編集委員会@東工大。特集企画のテーマをめぐり、ブレストの続き。

これまで隣接する研究室の博士課程の連中とじっくり話す機会がなかったが、この委員会をきっかけに議論する機会ができたのは嬉しい。同じ東工大と言えど、各研究室の議論の違いはいろいろあり、それがなかなか面白い。もともとゼミに馴れた連中だし、お互いに話題をうまく拾いあって発展させつつ、かつぴったり2時間で終わる。いい雰囲気。

16日、20:00年明け発行の『建築ノート』vol.4にむけて、「Table of Youth 4」ミーティング。vol.1以降、毎回6名継続+6名新規加入というルールで続けてきた。今回新たに「継続は3回まで」というルールを加えた。これで必然的にチームが新陳代謝することになる。

『SD』の「海外建築情報」や、『建築文化』の「オーバーシーズNOW」など、雑誌の後ろには若い書き手が解放区的に構成するページがあり、新しい世代を醸成する場所になっていたのだという。『SD』にせよ、『文化』にせよ、『10+1』にせよ、雑誌の休刊が相次ぎ、単行本へと企画の重点がシフトするなかで、若い書き手が出てくるような解放区的な場所が少なくなりつつあるが、「ToY」はそういう場所が必要だという槻橋さんの思いによって生まれた企画である。

今回も各大学から個性的なメンバーが集まった。学校の枠を超えて同じ世代どうしの議論に参加するのはきっと楽しいと思う。今回も若者らしく熱のあるページに仕上げたい。

17日、アトリエワンの新作「鶴山荘」見学会で軽井沢へ。新谷さんの十八番であるデッキプレートを部分的にサッド一致してラチス梁を構成した屋根+フルハイトのサッシで切れ味鋭い外観となっているが、プランで見るインフォーマルな感じはあまり出ていない気もしてやや残念。床段差+三つ又のコンセプトは「川西町コテージB」を思い出す。

現地に行く前、久しぶりに「ハウス・アサマ」に寄る。西側の軒、壁面を延長したルーバー等、今見ると非常にぎこちなく見える。「入れ子の平面」と「屋根勾配」を関係づける風車型プランの形式性が付加要素である軒を統合できなかったのだ。その意味で最新作の「ノラ・ハウス」は「アサマ」を乗り越えている。ただ、白と茶の塗り分けは「アサマ」のほうが室内風景としては切れ味がよい気がする。

このようにみると、「鶴山荘」:「川西町コテージB」、「ノラハウス」:「ハウスアサマ」は構成上の対応関係にあり、脱形式化していくアトリエワンの作風の変化をみることができる。

18日7:00起床。『10+1』や『STUDIO VOICE』等、溜まっている原稿を一気に書く。原稿は集中力を要するので、朝か日曜がはかどる。なんとか書き切って、その後20:00RAJ定例@藤村事務所。1月のイベントの詳細を詰める。ブレストが盛り上がり、ディテールまで一気に決まる。これが実現したら画期的な建築イベントになるだろう。期待して頂きたい。

fujimura

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2007年11月20日 16:50に投稿されたエントリーのページです。

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