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パブリッシュ・ラッシュ

ある女性編集者Aさんとの会話。

A:「(某ワカテ特集をみながら)最近の若い建築家ってイケメンが多いわよね。」
僕:「そうですか (^ ^;) 。」
A:「ロン毛がいて、坊主もいて、KAT-TUNみたい。」
僕:「・・・。」

ちなみに「坊主」とは藤本壮介さんのことです。

さて、このところ各種媒体への執筆や編集作業が続いています。ありがたいことです。これから年明けにかけて、順々に出て行く予定ですので見かけたら感想等頂ければと思います。

以下、簡単にご紹介。

1.『建築知識12月号』(2007年11月20日発売)
模型特集。安藤忠雄、伊東豊雄、妹島和世+西沢立衛/SANAA、隈研吾、藤本壮介、五十嵐淳、長谷川豪、藤村龍至、菊池宏、オーノJAPAN、佐藤淳の模型論が並ぶ。ちゃんとマニフェストにしておいてよかった。こういうとき、きちんとストーリーを組み立てて応えられるが勝負なのだと気を引き締める。

藤本さんはその辺抜かりなくさすがメディア慣れしている。隈事務所の文章は塚本研の後輩の平林が担当している。「模型は建築だ」というのはちょっとベタですが、頑張っていますね。

2.『ナゴヤ新聞』(2007年11月・配布中)
名古屋工業大学の北川啓介先生らNACの発行するフリーペーパー。トップ面に「日評」を書かせて頂きました。「800字で天声人語みたいに」というリクエストを頂き、なんとかまとめました。

3.『SD2007』(2007年11月末予定)
第2特集で「若手建築家の都市論」というテーマ。塚本由晴が監修者になり、平田晃久、原田真宏+真魚、藤本壮介、藤村龍至、石上純也、長谷川豪に都市について語らせる、という企画。僕は『10+1』で論じたアルゴリズム論と批判的工学主義を繋いだストーリーで話しました。

後日、藤本さんに「あまりにも僕の理解の範囲を超えていて、全く新しい世代が出てきたと思った。ちょっと感動した」と言われました。塚本研メンバー(後輩)による座談会というのもあるらしいですが、連中が何をしゃべったのか気になる。

4.『STUDIO VOICE 2008年1月号』(2007年12月6日発売予定)
R&Sie(n)のフランソワ・ロッシュへのインタビュー。『Space for Your Future』展のオープニングの日に、現代美術館で。生物メタファーについて、かたちについて、設計プロセスについて、都市について、など。難しかったが充実の内容で仕上がりが楽しみ。

5.『10+1no.49』(2007年12月25日予定)
7月に東大で行なわれた国際会議UMATでのセッションにて発表した「批判的工学主義」についての論考。定義・マニフェスト編(藤村)、空間・身体編(柄沢)、歴史・メディア編(南後)の3本建て。「批判的工学主義」をきちんと読める形で出すのは初めてなので気合い入りました。これでno.47(東京特集),no.48(アルゴリズム特集)と続いてきた一連のストーリーが完成。

6.『Tokyo from Vancouver 2』(2007年12月予定)
カナダのブリティッシュ・コロンビア大学の雑誌。「超線形設計プロセス論(『10+1』no.48所収)」と藤本事務所の青木君と交わしたメール対談「若手からみたワカテ(『ROUND ABOUT JOURNAL』vol.1所収)」の英訳が掲載予定。

7.『ROUND ABOUT JOURNAL vol.3』(2007年12月予定)
ご好評を頂いたフリーペーパーの第2弾。今回はインタビューに絞って、ストーリーの展開が浮かび上がるように人選、編集を進めている。インタビューは全て完了し、原稿を製作中だが、どの原稿も読んでいて鳥肌が立つほど面白いので乞うご期待。少々押し気味だがなんとか年内に発行予定。

8.『建築ノート Table of Youth 4』(2008年1月予定)
建築ノート巻末の若者企画第4弾。今回からは監修という立場で、12名のテキストをディレクションさせてもらった。時間と労力を使うが、若い連中の試行錯誤につきあうのは面白い。現在最後の編集作業中。

9.『建築雑誌』(2008年1月-2009年12月)
日本建築学会の機関誌。2008年1月号から2年間編集に参加する。さしあたって連載を2本と6月号くらいで特集を1つ担当する予定。編集委員会は委員長の五十嵐太郎さんを筆頭に、元『日経アーキテクチャー』の細野透さん、大学の先生方、国土交通省の方などで僕はほとんど最年少。

10.『Perspecta 40 (One More Attempt)』(2008年春予定)
伝統的なイエール大学の雑誌。塚本さんとの共著論文「東京のタイポ・モルフォロジー(『10+1』no.47所収)」の英訳。日曜日に図書館に通って英訳を進め、なんとか提出してただいま校正中。

11.『Ka』(2008年夏)
東工大建築学科の機関誌。今年から学生主体の編集になるため、博士課程に在籍するメンバーで集まって議論を重ねた。発行はしばらく先だが、面白くなりそう。

12.『ROUND ABOUT JOURNAL』イベント(2008年1月19日、26日@INAX:GINZA)
フリーペーパー『ROUND ABOUT JOURNAL』に関連したイベントを行ないます。ただいまブッキング等諸々調整中。今までにないタイプの刺激的なイベントになると思いますので、1.19と1.26は予定を空けておいて下さい。詳細は近日発表予定。

このほかにいくつか書籍の企画等が進んでいます。一般誌から学会誌まで横断的に関わっています。

3月のプリズミックでの個展をきっかけに、「藤村龍至」のカラーが少しずつ伝えられるようになってきたかなと思います。今までの原稿依頼の傾向とは異なり、私の主張を取り上げて頂けるようになったのはありがたいことです。特に『10+1』の3部作が完結したことは大きいですね。

2007年は、自分の建築家としてのストーリーを探る1年になりました。2008年はいよいよ懸案のK-PROJECTが竣工します。

fujimura

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2007年11月28日 23:58に投稿されたエントリーのページです。

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