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RAJ発送/K-PROJECT上棟/建築あそび交流

ちょっと遅くなってしまったのですが、この週末にROUND ABOUT JOURNAL vol.3を発送しました。京都のUさん、大阪のKさんなど、お届けした方から早速メールを頂いています。PDFでwebに公開するのもよいけれど、メールで募った希望者に直接送付するのはmixiの足跡機能にも似て、誰に届いたのか実感できるのがいいですね。というわけで学生の皆さん、届いたらまず連絡をよろしくね。

ROUND ABOUT JOURNALvol.3はINAX:GINZA、お茶の水の南洋堂、大阪の柳々堂にて配布して頂いていますが、配布に協力して下さる方(特に地方の方歓迎)には100部ずつ直接お送りします(学生の方は無料)。送り先の住所、氏名、学校名or勤務先、学年を明記の上、こちらまでメール下さい。お待ちしております。2月29日まで。

5日、13:30坂本一成先生インタビュー@東工大。坂本先生と初めてじっくりお話する。形式と便宜の緊張関係に建築の意味を見出したい、と主張される先生に、スケールやプロポーションの役割とは何か、執拗に問いかけてみた。とても贅沢な時間だった。

18:00ちょい遅刻で新建築社へ。南後由和、ドミニク・チェン、藤村龍至という組み合わせで鼎談。初めて3階のサロンに入る。よく雑誌で見る部屋である。やや緊張しつつも鼎談開始。先日のLIVE ROUND ABOUT JOURNALを振り返りつつ、そこで浮かび上がった諸問題について討議。ふたりとも切れ味鋭い問題提起の連続で盛り上がり、あっという間に20:30。こういう議論を定期的に続けていたら何かすごい文脈が生まれていくのではないか。

6日、K-PROJECT上棟式。現場係員のS井さんも今日はなんだかテンション高い。鳶の親方、お施主様に続いて四方を清める。簡単に挨拶をし、近隣挨拶。会食のセッティングはご挨拶も兼ねてお隣のお寿司屋にしてもらった。

現場ではカオティックな街並にものすごいボリュームが立ち現れつつある。しかもそれが4つのコアで軽快に浮かんでいるのが痛快!5月末の竣工まで気が抜けないが、ここまで来たら前進あるのみ。絶対にモノにしてやる、と気合いが入る。

19:00柄沢、南後と「批判的工学主義」の打ち上げ。継続的な議論から生まれつつある小さなコンセプトを、大きな流れに変えていくべく継続的に仕掛けていく。

7日、打ち合わせ@エクスナレッジ。こちらも定期的に打ち合わせを繰り返しながら、少しずつイメージを固めて来た。この日でおおよそ方向性が見えた。「これ上手くまとめたら歴史に残るでしょう!」と一同テンション上がる。

10,11日は佐藤敏宏さんを訪ねて福島へ。1/26のLIVE ROUND ABOUT JOURNALに偶然いらして下さり、私たちの活動に興味を持って頂いたとのことで、打ち上げを兼ねてみんなで押し掛けて議論の続きをすることにしたのだ。

1泊2日、正味24時間とちょっと。佐藤さんの建築の見学と、旅館での討議。とにかく濃密な時間を過ごした。疲れもすっかり吹き飛んでしまい、車中でも、食事中でも、延々議論し続けた結果、「建築主義者」というありがたいネーミングを頂く。それでも佐藤さんは「話したいことの1/4しか討議できなかった」という。

世代論的で、世代の連続よりは断絶を強調しているところとか、建築をモノというよりメディアとして捉えているところなど、「ROUND ABOUT JOURNAL」の一連の活動は、「建築あそび」に知らず知らずのうちに大きく影響されているのかも知れない、と再認識した。特にプラットフォーム的構造をもつイベント「LIVE ROUND ABOUT JOURNAL」が、佐藤さんの一連の活動の原点であるという「土湯温泉ワークショップ」(1984年)にそっくりなのに驚いた。

佐藤さんの建築は2002年に初めて建築あそびに参加させてもらったときにいくつか見せて頂いたが、改めて拝見すると当時は見えなかったものが見えてくる。形態のメッセージ性も、ディテールの荒々しさも、その建築に住まう人々の知性がこれらの建築を支えているという当たり前の事実も、当時は何も理解していなかったな、と思う。

伊庭野も松島も藤井も、佐藤さんの挑発に刺激され、自分の意見を表明するうちに自分の考えが鮮明になるという、貴重な体験をしたと思う。興奮気味に「楽しかったです」と話す彼らを見て、佐藤さんがあの日たまたま現れたという偶然に感謝しなければならない、と思った。
fujimura

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2008年02月13日 00:19に投稿されたエントリーのページです。

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