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林昌二の「毒」を倉らう

3日朝、K PROJECTの現場で打ち合わせしていると「杉並区の職員の方が立入検査だと言って来ています」と現場監督。一瞬ひやりとしたが、聞くと「構造について検査して欲しい」と近隣から要望があったのこと。4Mも跳ね出しているので通りかかった人が驚き、区役所に問い合わせたらしい。

現場を案内して、構造の概要を説明。2階の先端部でジャンプする職員。当然びくともしません。メガストラクチャー+吊り構造なので、確かに1階は異様な光景ではあるが、説明したら納得して帰って行った。とりあえず、通りがかった人が思わず通報してしまうくらいのインパクトはあるようだ。

18:00ka座談会@東工大。巻頭特集として、「建築デザインと言葉」をテーマに安田幸一、藤岡洋保、八木幸二、塚本由晴、坂本一成、奥山信一の各教授にみんなでインタビューして回ってきた。最後に総括座談会。白熱して終わる。博士課程の連中で研究室を横断して議論する機会はこれまでなかなか無かったので、いい機会を与えて頂いたと思う。

5日、塚本研究室10周年記念パーティ。3期の5人(長谷川、深海、藤村、松岡、宮崎)で、全体幹事を担当。仕事の合間に名簿作成やらケータリングのセッティングやら当日の司会やらでばたばたしたが、久しぶりに同期で集まって作業できたのは楽しかった。

つかもと師の最新作レクチャー、海外在住の卒業生からの動画メッセージ、プレゼント、スライドショーなどで盛り上がり、1期生のよし村さんの感謝の言葉、つかもと師の言葉、集合写真、で締め。2次会もサプライズケーキなので程よく盛り上がり、明け方散会。

6日、11:00久しぶりに全力ゼミ。それぞれの近況を持ち寄って議論、という原点に戻る。最初はK-PROJECT現場ツアー。今まで散々説明して来たが、目の前に現れつつある建築を仲間に紹介できるのは単純に楽しい。いつもは辛口な連中も、反応は上々。それぞれの近作も興味深い。実務に深く関わるようになって来ているので聞いていて勉強になる。

7日14:00、林昌二氏インタビュー@林邸。批判的工学主義特集で。

冒頭から「皆さん東京が変わった、変わったというけれど、大して変わっちゃいないんですね」とひねりの効いた回答に戸惑うも、これが林昌二の「毒」という奴かと噛み締める。柄沢さんが毒をものともせず粘り強く切り込む。最終的にとても面白い話を引き出せた。

『林昌二毒本』を読むと、林氏がアトリエと組織、有名性と無名性、芸術性と効率性の間で奮闘されて来た軌跡はあまりにも輝かしく、今日の工学主義が全面化したコンテクストにおいてはどの論考もとても刺激的だ。その本人に直接話を伺えたことは、我々にとって貴重な財産になるだろう。

明日はプランテックに伺う予定。乞うご期待。
fujimura

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2008年04月07日 22:38に投稿されたエントリーのページです。

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