24日、ブログ等で頑張って情報発信している学生を現場に招いて、レポートを書いてもらうという試みを行った。参加条件は「ブログを持っている」「即日レポートをアップすること」の2点。
参加者は各大学から15名程度。いずれも学部4年生くらいで1986年生まれ世代である。下の階から順番に案内していき、最後に最上階の部屋で軽く議論。言わせておけば「屋上は使いにくいのではないか」「ディテールはもっとスタディできたのではないか」などと言いたい放題であったが、自由な感想を引き出すのがこちらの目的。かわりに「批判的工学主義としての建築」「都市風景を変える建築」など、こちらの話もたっぷり聞いてもらった。
コンセプトは2つ。1つめはボトムアップ式であること。通常の建築ジャーナリズムの順序では、まずオープンハウスを行い、編集者の感触が良ければ取材が行われ、竣工後しばらくして掲載が決まり、撮影が行われる。雑誌に情報が出回るのはずっと後である。読者である学生は一番最後に情報を手にする。
ここではあえて、学生に一番最初に取材してもらった。それは、僕にとって次世代を担う彼らの意見こそが一番重要だからであり、彼らのリアクションを一番最初に聞きたかったからだ。
2つめは、即日発信すること。LIVE ROUND ABOUT JOURNALもそうだったが、即日で言葉にしてもらうことで、ある種の臨場感が生まれる。参加してくれた学生たちも自分が見たこと、感じたことを言葉にして、ブログを通じて他人と共有するという体験をすることで、建築へのまなざしはジャーナリズムに与えられるだけでなくいろいろある、ということを学ぶだろう。
アップされたレポートは下記の通り。
*
g86山道拓人のレポート
http://d.hatena.ne.jp/sandotakuto/20080524
g86鎌谷潤と坂根みなほのレポート
http://d.hatena.ne.jp/g86/20080524
DESIGN HUB中島弘陽のレポート
http://blog.livedoor.jp/koyonet/
YGSA祖父江一宏のレポート
http://blog.livedoor.jp/shumai_ygsa/archives/50999663.html
コジマラジオ森純平のレポート
http://blog.livedoor.jp/sora_tuki_taiyou/
仙石亜沙子のレポート
http://asacosengoku.blogspot.com/
YGSA百枝優のレポート
http://blog.livedoor.jp/shumai_ygsa/archives/50999913.html
首都大学東京浜田晶則のレポート
http://psycholo66.de-blog.jp/blog/2008/05/k_project_ec6d.html
東京芸大山本亮介のレポート
http://chibi-pick-up.blogspot.com/2008/05/k-project.html
東京理科大学近藤哲朗のレポート
http://cufe.exblog.jp/7979891/
東京理科大学長野楓のレポート
http://mapling730.exblog.jp/8655398/
*
結果はこちらの期待以上で、皆きちんと即日レポートを書いてアップしてくれました。こちらの話したことをマジメにパラフレーズする者、自らの興味に引き付けて話す者、マイペースに自分の発見を記す者など、書き手の個性も出ていて読んでいて楽しいです。参加してくれた皆さん、どうもありがとう。
本番の内覧会は間もなく行う予定です。週明けにご案内を一斉にお送りしますのでよろしくお願い致します。
fujimura