本日スタートします。昨日、UBCでの授業後に設営完了のチェックに行ってきました。ただのチェックのはずが、だいぶ作業が残っており、結局終電まで作業しました。
西田さんエリアと藤村エリアを肩を並べているのですが、なかなか迫力ある展示に仕上がったと思います。
オープニングは本日18:00からです。お近くの方は是非。
*(以下、コンセプト文)
西田司+藤村龍至
URBAN COMMONS
本展は、建築家・山本理顕氏のディレクションにより開催される展覧会である。西田は野毛で計画中の「横浜アパートメント」、藤村は高円寺に竣工した「BUILDING K」を中心に、それぞれの設計コンセプトを展示している。
私たちは同じ1976年に生まれ、80年代の東京郊外で育ち、バブル崩壊後の90年代後半に建築を学んだという共通の背景を持つ。郊外化が進行し、コミュニティも場所も失われていくなかで、どうやったら都市に濃密な経験を取り戻すことができるか、という問題意識もまた、共通している。
「横浜アパートメント」と「BUILDING K」の共通点は、ともにコモン・スペースを内包していることである。前者は1階に、後者は屋上に、それぞれコモン・スペースを持っている。ここでは、こうしたコモン・スペースでのアクティビティの可能性を、西田は都市のグランドレベル(1階)、藤村がルーフレベル(屋上階)を切り口に、それぞれ表現している。
それらのスペースはそれぞれの建築の特徴に留まるものではなく、それぞれの地域(野毛、高円寺)独特の建築のあり方の提案であると考えた。ここでは、西田は「インタラクション」、藤村は「設計プロセス」をテーマに、それぞれの建築がどのように生まれ、また地域を再定義していくのか、コンテクストとの関係や、それを描くための方法論を表現しようとした。
こうした建築の設計によって得ることの出来るアクティビティの場や、建築言語のような都市の共有物の総体を、「URBAN COMMONS」と名付けた。「保田窪団地」や「建外SOHO」の実践を経て、「地域社会圏」の構想を提示している山本氏と、建築の可能性について議論しているうちに浮かび上がってきた概念である。
「URBAN COMMONS」は、都市空間に濃密さを取り戻すための建築的な方法足り得ると、私たちは確信している。
fujimura