今年もよろしくお願いします。
五十嵐太郎さんとお話しさせて頂いたコールハースについてのトークショー@UPLINKのリポートがアップされました。
現代建築の怪物「レム・コールハース」の実態とは?五十嵐太郎×藤村龍至
トークでも話したのですが、昨年いろいろな場所で議論を繰り返して、浮かび上がって来た問題は次の3点に集約されました。
1.設計組織の再定義
規模の対立(アトリエvs組織・ゼネコン)からサービス形態(分離発注vs設計施工)の対立へ
2.建築ジャーナリズムの再定義
紙媒体中心の再現可能性からネット媒体中心の検索可能性、遭遇可能性へ
3.設計教育の再定義
作家主義(唯一性、個人性)から実務主義(複雑性、集団性)へ
スペシフィックなトピックとしてサステイナビリティやアルゴリズム等いろいろあるのですが、ジェネラルな方向性としては上記の3点という感じがしました。
総じて言えば、1995年以後の社会的変化(グローバリゼーション、情報化)の文脈において、建築分野においても作家、メディア、プロジェクトの意味が変わりつつあることへの対応だと整理できるのではないでしょうか。
これらの動きに関しては、工学主義先進国のアメリカの動きに注目する必要があるでしょう。その流れを単純に肯定するだけでも、否定するだけでも不十分なのですが、大きな変化があるとすれば、それに対するスタンスを問われることだけは間違いなさそうです。
今年も引き続き議論して行きたいと思います。まずは1/31のLIVE ROUND AABOUT JOURNAL 2009です。申し込み方法は5日中に告知させて頂く予定です。
よろしくお願いします。
fujimura