福岡2日目終わりました。
#002 デザイニング学生展 (講評会)
デザイニング展/transmission セッション2 (hand,made)
transmission #002 レポート(空間と風景と手に届く範囲のこと)
”TRANSMISSION”_2日目vol.1(MG54σ)
#003 STUDENTS MEETING(藤村レクチャー)
デザイニング展/transmission セッション3 (hand,made)
transmission #003 レポート1/2 (空間と風景と手に届く範囲のこと)
transmission #003 レポート2/2 (空間と風景と手に届く範囲のこと)
”TRANSMISSION”_2日目vol.2(MG54σ)
#003 transmission (だいたいでいいのです。)
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午前中は平瀬有人さんと待ち合わせ、九州大学西新プラザでアーキニアリング・デザイン展の九州巡回展を見る。東京でも見たが、濃密な展示であると改めて思う。
構造表現はざっくりいってタワー(高さ)、ドーム(スパン)、パビリオン(繊細さ)であることを実感する。現代社会ではそれらがタワーマンション、ショッピングモール、住宅に展開されている。「アーキニアリング・デザイン」の示す工学の技術的側面を「批判的工学主義」の社会的側面に結びつけたら面白いかも知れない。
14:00から#002デザイニング学生展レビュー。昨年のデザイニング展に参加した学生が結成したグループが大名地区に提案を行う「大名の風景を変える」プロジェクト。大きな会場にもだいぶ馴れて来た。
バッグ、みどりの日JACKという色眼鏡、地面をキャストした作品、風船を飛ばすプロジェクト、写真を剥がすと色が出て来るというモデル、大きなスカート、参加型写真展のプロジェクトなど8作品を順番に講評。
続いて「他者にどう参加させるか」「どういう行動をとらせたいか」「大名について思うこと」になどついて意見を聞く。初日に示した「東京の建築家=メディア、福岡=サイト」という図式はここでは崩れ、サイト派よりメディア派が多数を占めたことが意外だった。
また、提示されていた作品の多くが参加型で、デザイニング展のコンセプトと共振していたことは印象的だった。
#003はTIME AND STYLEに移動してSOUTH JAPAN STUDENTS MEETING。前半は藤村のレクチャー。「愛と力の関係」と題して「BUILDING K」「批判的工学主義」「超線形プロセス」に至るまでのフルコース。末廣香織さんと平瀬有人さんにコメンテータをして頂く。
末廣さんはオランダ文脈から、平瀬さんからは古谷研>スイス文脈から、「批判的工学主義」の背景になっているアーキテクチャ>オランダ文脈を批評して頂く。おふたりとも大学で教えていらっしゃるので教育の観点からも意見交換。
平瀬さんとは「せんだいメディアテークコンペ」(1995)で伊東案が勝って以降、原っぱのような曖昧な空間を旨とする「ランドスケープ型」が主流になったが、社会全体は厳密なコントロールを旨とする「アーキテクチャ型」が主流となった。後者をフォローする建築論が不在であるという認識で一致。どこへいっても提案がカフェみたいな空間ばかりになっている昨今の卒業設計の状況を見ても、古谷案の読み直しから建築批評の全体を組み立て直さなければならないだろう。
そのほか、ネクサスプロジェクトでローカル・アーキテクトをされていた井本さんより作家性や芸術と工学の関係についてコメントを頂く。オーセンティックな作家であるホールに対し、コールハースはまさに「考えるな」の人だったという。コールハース的非作家の作家性の可能性について討議する。
学生たちからは活発な質疑。二次会に移動して討議の続き。「超線形プロセスではガウディのような建築はつくれないのではないか」などと、なかなか生意気でよろしい。4:00にホテルに戻る。
今日はこれからIMSで#004「リノベートのはなし」。19:00から紺屋2023屋上で#005「若手建築家のアジェンダ」でファイナルです。
fujimura