富士通の携帯「F-09A」のTVCMに起用して頂きました。今週から放映が始まっているそうです。
藤村の「手」がCMに登場しています(BUILDING M 日記)
TV-CM 動画(富士通 サイト)
「その手のひらは、いつも新しい」というキャッチコピーで、28歳ピアニスト、27歳WEBクリエータ、29歳パティシエ、32歳建築家、32歳農業と、いろいろな職業の人の「手」が登場し、最後に「26歳、俳優」とキャプションが出て、俳優の暎太さんが登場します。
「世の中をあっと言わせる手のひらがある」「チャレンジを止めない手のひらがある」とナレーションがあり、手のひらがクリエイションやオリジナリティの象徴として扱うというのがコンセプトのようです。どことなく、LRAJ2009のテーマである「手の内側」とリンクしていますね。
5月某日、横浜の某所でまず動画の撮影。聞くと、今回は建築家やパティシエ等、いろいろリサーチしてこの人は、と思った人を推薦し、選んで下さったそうです。実際に映像に出るのは手と年齢だけなので誰の手でも良いのでしょうが、リアリティに制作者のこだわりがあったようです。待ち時間の間、同世代のクリエータの人たちといろいろ話せて楽しかったですね。
キャッチコピー作成のため、撮影の間に担当の方から僕の仕事についてインタビューを受けましたが、事前にWEB上でのインタビュー等をかなり熱心に読んで下さったようで、ふだん僕がお話していることについていろいろ具体的にご質問頂きました。
後日、ポスター用の写真撮影の現場で、「批判的工学主義」や「超線形設計プロセス論」が数行のコピーに生まれ変わっているのを見て驚きました。『思想地図』で16000字も書いたことが、わずか20文字くらいに凝縮されるとは。これが広告的表現というものですか。
ポスターの撮影現場ではmashcomixのTAOさん(=電通マン)に遭遇。現場が暗かったこともあり、お互い最初は気がつかず、しばらくして気がついてびっくり。コピー担当の方もそうでしたが、広告の現場でも、同世代くらいの人が活躍しているんですね。
TAOさんに「『最後の晩餐』の手の感じで」とリクエストされましたが、そもそもシンポジウムの司会ですら棒読み、棒立ちの自分には難しすぎる。が、細かく指示をもらい、「いい手してますね」とか褒めてもらっているうちに次第にいろいろなポーズを取れるようになり、なんとか1時間程度で撮影が終了しました。
理論的段階のあとは広告的段階へ、なんて言ってきましたが、偶然にもいいタイミングで実際の広告の現場に参加させて頂き、マスにメッセージを伝えるということを肌で感じることができました。いい勉強をさせて頂き感謝しています。
fujimura